「もう手がかりは、これしか残ってなくて」。差し出されたのは、二十年以上前の古い住所、当時の旧姓、勤めていた会社の名前、そして色の褪せた年賀状が一枚。人探しは…
所長の視点先に別の探偵社へ80万円を払い、報告書を一枚も受け取れなかった女性が、うちの相談室に来た。前の業者が何をして、何をしなかったのか。うちは数日で、どうやって言…
相談の窓口からマッチングアプリで結婚を匂わされ、投資名目で金を送った相手が、ある日アカウントごと消えた。「あの人は、本当は誰だったのか」。実在するのか、既婚か、被害者は自…
相談の窓口から「あの女に復讐したい。人生を壊してやりたい」。憎しみを剥き出しにして相談室に来た人がいた。その怒りを頭ごなしに止めはしない。ただ、晒し・嫌がらせ・工作という…
相談の窓口から「調べたいけど、そんなにお金がない」。そう言って、半分諦めた顔で来た人がいた。全部を張れば、確かに高い。だが目的を『話し合いで使える一枚』に絞れば、費用は削…
所長の視点『あの会議室でしか出していない数字が、なぜか競合の提案に乗っていた』。ある会社の役員から持ち込まれた、情報漏洩の調査。会議室の盗聴器を疑うTSCMと、社内で…
現場の手帖相手が同僚。会社は毎日会える場所で、「残業」も「接待」も口実に化ける。だから二年、隠しおおせた。この社内不倫を、探偵はどう崩したか。会社に乗り込むのがなぜ最…
現場の手帖浮気の証拠は、一枚も出なかった。夫は、疑いようもなく、シロだった。──「まだ隠しているはずだ」と食い下がる業者と、「これ以上は無駄です」と打ち切る調査。何も…
現場の手帖「たぶん、気のせいなんです」。そう言いながら来た奥さんの依頼は、720キロ離れた夫の赴任先を追う、遠方調査だった。3日間の空振り、4日目に動いた一瞬、それを…
現場の手帖「外で話しただけの予定を、なぜか相手が先に知っている」。そう言って震えていた依頼者の自宅を、TSCM(専門的な盗聴・盗撮発見調査)で一部屋ずつ潰していった。…
現場の手帖「まあ、たぶん考えすぎなんですけどね」。そう笑いながら相談に来たのは、四十代の夫だった。妻の『パート』という口実。週三回のはずのシフトと、帰宅時間の、わずか…
急かしません。まず知ることが、いちばんの安心になります。それでも判断に迷うときは、無料で相談できます。