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盗聴・盗撮

元カレのストーカー・盗聴器が不安|別れたはずの彼が、昨日の予定を知っていた

読了目安 約5分実務は主任調査員監修/法律・警察対応部分は弁護士監修公開 2026.07.21

声をひそめて暮らす、自分の部屋で

別れたあの人とは、もう関わっていないはずなのに。家で一人で、誰にも話していない予定を、相手はなぜか知っている。この部屋の、どこかに——そう思い始めてから、自分の家なのに、声をひそめて暮らすようになった。

電話で友だちに「今度の連休、実家に帰ろうかな」と話しただけの翌日、元カレから「連休、帰るの?」とLINEが来た。ベッドの上で、誰にも言っていないはずの独り言のような愚痴を、後日「そんなふうに思ってたんだ」と当てられた。あなたは、自分の記憶を疑い、「気のせいだ」と何度も言い聞かせようとした。でも、当たりすぎている。あなたのその感覚は、たぶん、おかしくありません。

一番先に守るのは、証拠ではなく、あなたの身の安全

盗聴器を探すことよりも、相手を突き止めることよりも、先にお願いしたいことがあります。あなた自身の安全を、いちばん上に置いてください。

別れた相手が、あなたの生活を離れた場所から把握しているとすれば、それは単なる未練ではなく、支配しようとする行動に踏み込んでいる可能性があります。ここで絶対に避けてほしいのは、相手を刺激すること。「盗聴器仕掛けたでしょ」と問い詰める、SNSで当てこする、鍵を替えたことをわざわざ知らせる——こうした一手は、相手を追い詰め、逆上させる引き金になりかねません。

そして、少しでも身の危険を感じたら、我慢して一人で抱えないでください。つきまとい・待ち伏せ・執拗な連絡があるなら、それはストーカー規制法やDV防止法が守ってくれる領域です。警察には、警告や禁止命令、緊急時の保護といった手段があります。どこからが法律の対象になるのか、自分のケースは相談していいのかは、先に知っておくと動きやすくなります。→ ストーカー規制法・DV防止法でできること

「筒抜け」に気づく、生活のなかの引っかかり

盗聴を疑うきっかけは、たいてい派手なものではありません。日常の、小さな引っかかりの積み重ねです。

  • 一人のときの発言が、相手に伝わっている:電話や家族との会話、独り言でこぼした予定を、なぜか相手が知っている。これがいちばん重い兆候です。
  • 家に上がった過去がある相手:同棲していた、合鍵を渡していた、別れ話のときに部屋へ入れた——仕掛ける「機会」があった相手ほど、疑う理由になります。
  • 見慣れない機器や、位置のずれ:もらった覚えのない電源タップやUSB充電器、置き時計。コンセントまわりに、前はなかった小さな箱。掃除のたびに位置が微妙に違う置物。

こうした市販の偽装機器の見分け方や、自分でできる確認の範囲は、別のページに具体的にまとめています。→ 盗聴器の見つけ方と、自分で確認する限界

見つけたくて、むやみに探して壊さないで

不安のあまり、コンセントを片っ端から外し、置き時計を分解し、部屋中をひっくり返したくなる。その気持ちは自然です。でも、ここは一度、手を止めてほしいところです。

理由は二つあります。ひとつは、証拠が消えてしまうこと。仮に本物の盗聴器を素人が引き抜いてしまうと、「いつから」「どの機種で」「電波がどこへ飛んでいたか」という、相手を突き止めるための情報ごと失われます。壊れた機器は、誰が仕掛けたかを語ってくれません。

もうひとつは、相手に気づかれること。多くの盗聴器は電波を出しています。あなたが装置に触れて音や電源が途切れれば、聞いている相手はその瞬間に「探し始めた」と察します。そこから相手が証拠を回収したり、行動をエスカレートさせたりする恐れがあります。だから、「見つけたい」より先に、「気づかれずに、確実に確かめる」を選んでください。

専門調査(TSCM)で、確実に見つけ、相手を特定する

自分の目や市販の検知器には、どうしても限界があります。電波を出さないタイプ、必要なときだけ作動するタイプ、そもそも巧妙に隠されたものは、素人の確認ではまず見つかりません。ここで頼れるのが、TSCM(盗聴・盗撮の専門調査)です。

専門調査では、専用の測定機器で室内の電波環境を測り、コンセントや配線の内部まで含めて、あなたに気づかれないよう仕掛けられた機器を洗い出します。大切なのは、ただ「あった・なかった」で終わらせないこと。発見した機器を証拠として保全し、いつ・どの機種で・どういう経路で仕掛けられたのかを記録し、そこから相手を特定するところまでを見据えます。この一連の流れは、専門調査のページで詳しく説明しています。→ 盗聴器の専門調査(TSCM)とは

そして、機器から相手をたどる部分は、盗聴に限らず共通の考え方があります。仕掛けた人物を、どうやって突き止めていくのか。→ 盗聴器を仕掛けた犯人を特定するには

こうして「誰が」がはっきりすれば、警察への相談も、弁護士を通じた法的な手続きも、格段に前へ進みます。事実がないまま「たぶんあの人」と怯え続けるより、確かな証拠を手に、守ってくれる制度につなぐ。それが、堂々巡りから抜け出す道です。

安心を、あなたの手に取り戻すまで

盗聴器がひとつ見つかっても、逆に何も出てこなくても、そこがゴールではありません。目指すのは、この部屋で、また普通の声で電話ができること。予定を、誰の目も気にせず立てられること。夜、鍵を閉めたら安心して眠れること——奪われた「当たり前」を、あなたの手に戻すことです。

そのために、確かめる・記録する・守ってもらうの順番を、一人で背負わなくて大丈夫です。まず何から動けばいいか分からない段階でも、状況を聞かせてもらえれば、あなたのケースに合った進め方を一緒に組み立てられます。声をひそめる暮らしを、今日で終わりにするために。→ まずは相談する(無料相談)

*本記事は探偵業の実務経験者(主任調査員)および弁護士の監修のもと作成しています。違法な手段による調査や盗聴・盗撮は行いません。緊急時・身の危険を感じる場合は、迷わず警察(緊急時110番/相談は#9110)や配偶者暴力相談支援センターにご連絡ください。*

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